2016.07.21
園長先生の日記
夏休み♪ (二葉幼稚園)
「せみしぐれ」とうい言葉があります。
たくさんの蝉が木にとまり一斉に鳴きだすその騒々しさを言います。
2,3日前きよはるおじさんが事務室で「おっ蝉が鳴いている」と言いました。
耳を澄ましました。
わたしの耳にはせみかどうか少し怪しいのですが、聞こえてきました。
そういえば今年はまだ蝉の声を聞いていませんでした。
旧園舎の時、夏になると園庭の中庭にたくさんの穴があいていました。
桜の木の幹に蝉の抜け殻が数多く発見できました。
夕暮れになると蝉たちが鳴き始めます。
その凄さ、物音が聞こえません。
でも夏を実感しました。
蝉は7年間を地中で生活し、地上では1週間の命と言われます。
せめてその1週間全力で生を謳歌するのでしょうか。
トンボもアゲハもあまり見かけません。社会環境の変化でこれらの生命が暮らしにくくなったのですね。
いよいよ夏休み。夏本番がやってきます。
夏の自然をお子さんの目で見つけて欲しいと思います。
パソコンゲームに熱中するよりお子さんの感性がはるかに豊かに育まれると思います。
〜夜空の星 紅に染まる夕焼け 浜辺に打ち寄せる波 暑さの中道ばたいっぱい花を咲かせる草花……
夏をたくさん味わえる夏休みであって欲しいと思います。